2015年07月14日

ありがとう岩田さん

色んなことがあって疲労感と徒労感が大きい状態で帰宅し、
家のPCをつけてから見たニュースでこの訃報を知りました。


任天堂岩田社長の訃報。


第1報を聞いた時は
「…え、あの若さで?…ウソでしょ?」と信じる気にならず、
あわてて任天堂のサイトに飛んで『会社情報』を確認。

…事実だったことに驚き、しばし呆然。


呆然しつくしたあと。
ふと、『ほぼ日』という単語が頭をよぎる。


(そうだった、
 岩田さんは任天堂の社長でもあるけど、
 それ以前に『ほぼ日』の立ち上げにもかかわった人なんだ。
 任天堂の社長になる前に岩田さんの名前をそこで知ったんだ。
 だから今でも岩田社長ではなく岩田さんって呼ぶ癖があるのに。
 なんで忘れてたんだろう?)


そう思って、久々に開いた『ほぼ日』、
ほぼ日刊イトイ新聞』のページ。


そこに記載されてた糸井さんの言葉を読んで。


理由もわからず涙があふれて泣き崩れた。


見ればわかるけれども、
パッと見、涙をもたらすような文面には見えない。
けれども、見た瞬間突然泣き崩れてしまって…。
ティッシュが手元に見当たらなかったから、
思わず手に持っていた汗拭き用のタオルで目元をぬぐった。

訃報や訃報に関連した文章を受けて
『目に涙を浮かべる』ことは何度かあったけど、
泣き崩れたのは生まれて初めてだった。


実際に泣いたのはこの記事を書く数時間前だけど、
なぜ泣いたのかは本当に自分ではわからない。
自分の身体が疲労感と徒労感にさいなまれていたから、
それらの感情と気持ちが合わさって涙に繋がったのかもしれないし。
任天堂という会社が育んできたゲームの1ファンとして
ほぼ日に書かれたりしている記事を読みこんだ人間の1人として
また技術者としても経営者としても一流で
言葉も物腰も柔らかいという岩田さんを尊敬する1人として
感極まったものがあったのかも知れない。



 コミュニケーションが
 うまくいかないときに、
 絶対に人のせいにしない


 いまでもうまくいかなかったら
 自分の側に原因を求めています。
 相手をわからずやというのは簡単ですし、
 相手をバカというのは簡単なんですけどね。



上の2つの言葉はほぼ日の『社長に学べ!』というコンテンツの第2回に載っている
岩田さんの発言なのだけれど。

この2つの言葉は僕にとって本当に忘れられない言葉で、
今でも自分に問いかける規範の一部になっている。

…でもね、この言葉を見てから10年ほど経つのにさ、
自分が実践できてるかといえば中々難しくて。


こんな言葉を残し、さらに実践し続けた、
岩田さんの凄みを改めて思い知るのです。


そしてもちろんゲームのプログラマーとしても。
ファミコン初期のピンボールやゴルフ。
ゲームボーイの星のカービィ。
スーパーファミコンのMOTHER2も。
パッと思い出したのはこのぐらいだけど、
ホントにホントに思い出に残るゲームを
たくさん手掛けて、遺してくださいました。


今まで本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
posted by Hybrid at 00:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする