2011年11月29日

iPhoneアプリを語る・その1【i刺身】

さて。本日はiPhoneアプリを語る、と題しまして、
適当に好きなアプリを語っていきたいと思います。

さて、記念すべき第1回!
紹介するアプリの方向性を決めるアプリはコイツだ!

i刺身』!!!

(……。
 本当にこれが最初でいいのだろうか…。)


ま、まぁ、とにかく!
RucKyGAMESさんが作ったクレイジーゲームアプリです!

どういうゲームかといいますと!


1.右から刺身が流れてきます。
2.左に刺身が消えるまでに刺身をタップします。
3.タップをするとタップした場所にタンポポが乗ります。

以上。



………。

…どうだい?
クソゲーの臭いしかして来ないだろ?(くまだまさしさん風に。)

そうなんですよ。
9割9分の人は、このゲームをクソゲーと呼ぶはずなんです。


しかし、僕はこのゲームを不思議と気に入ってるのです。
…どうして?

このゲームをやってると、なぜか、
自分がどんどんと希薄になっていく感覚を味わえるのですよ。
それこそ自分が消えていきそうな…。
そんな不思議な感覚です。


どうしてそんな感覚になるかというと。
好きな作家の一人である渡辺浩弐さんの短編小説に
「かけがえのない部品」というものがありまして。
(『2999年のゲームキッズ』p195〜 )

 <あらすじ>
 ラジオの製造工場で働いている主人公。
 その仕事はベルトコンベアーに流れてくるラジオに
 白いチップを載せるというもの。
 そこで上司・同僚とともにラジオを組み立てていた。
 しかし、ある日。
 自分が載せていた白いチップがなくても
 問題なくラジオが動作するという事実に気づく。
 「俺が載せてるチップはどういう意味があるんだろう?」
 それを疑問に持った男は
 チップをラジオに載せない、という行動を始める。
 それがどういう結果を引き起こすかで疑問を解決しようとしたのだ。
 だが、何も起こらない。
 同僚も何も言わないし、上司にも怒られない。
 そのうち主人公は自分の仕事の意味が分からないことが
 怖くなり何日も家に引きこもるようになる。
 その後、主人公は意を決し、工場に行くが…。
 なぜか。
 自分の席が、消えてる。
 そして、最後には自分の身体も…。



この『i刺身』というゲームをやってるとね。
これがね、頭をよぎるわけですよ。

(なんで俺は刺身にタンポポを乗せる作業をしてるんだ?)
(何のためにこんなことをしているのだ?)
(何のために?…何のために?!)

そして、ふと、思い立って、
『i刺身』のゲーム内で刺身の上にタンポポを乗せずに
画面の左に流してみた
ところ…。


…何も起きない。

…全く、何も。


……。


(う…。
 うわあああああああああああああああああああ!!!)



何故でしょう。
なぜか叫びたい衝動に駆られたのです。

それも心の奥からこみ上げるような、
恐ろしい感情とともに…!



ま、まぁ、こんなことを考えながら
このゲームやってるのは僕だけでしょうけど!!

『i刺身 Lite』ならタダでできますし、
諸行無常という感覚を味わってみたい方は、
やってみるのもいいと思いますよー。

posted by Hybrid at 20:49| Comment(0) | iPhoneアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする